タバコと胃潰瘍・十二指腸潰瘍
タバコは胃粘膜に対し攻撃的に作用する因子の働きを強め、胃粘膜を保護する因子の働きを弱めてしまいます
喫煙によって、
1.胃酸や消化酵素等の分泌促進(攻撃因子の作用増強)
2.粘膜を保護する粘液や粘膜の血流低下(防御因子の作用減弱)
3.ヘリコバクター・ピロリ感染率の増大等が起こり、潰瘍を発症しやすい環境が作られてしまいます。
また潰瘍治療後も喫煙を継続した人と禁煙した人を比較すると、喫煙継続によって胃・十二指腸潰瘍の再発率が上がることも確認されています。
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